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出血による貧血

伊藤史子

サイト監修:あやこいとうクリニック 伊藤史子先生

痔・生理・出産といった出血によって起こるのが「出血性貧血」。何が原因の貧血なのか、どのような症状がでるのか、改善方法は何かをご説明いたします。

【出血による貧血の原因】

  • 出血/低栄養(鉄、ビタミンB6、12、葉酸)/赤血球合成障害

出血性貧血とは?

出血性貧血とは、出血が原因で起こる貧血のことです。

外傷や手術、出産などの大量失血の場合は、血圧の低下や心拍の低下からショック状態への移行を避けるため、必要に応じて輸血などで対応がなされますが、日常的な出血ではそうはいきません。

一般的に出血性貧血の原因で多いのは、鼻血や痔核などを誘因とする、慢性的な少量出血です。

炎症やポリープ、ピロリ菌の感染が原因となった胃潰瘍や大腸などの消化管潰瘍は、貧血の原因として珍しくありません。

中高年以降では、癌が原因となって出血が続くケースや、女性の場合は子宮筋腫によって引き起こされる、毎月の月経過多に伴うケースも増えています。

出血性貧血の一般的な症状

出血性貧血の方は、頭痛やめまいなどの酸欠症状や、冷えや血色不良などの血流低下症状に加え、しびれや痛みなどの虚血(局部の貧血)による症状を訴えることが多いです。

他には、爪の薄化や脆弱化、毛髪の軟毛化、眼瞼結膜の白色化などが自覚しやすいでしょう。氷食症や嚥下障害、うつを呈する場合もあります。

ただし、ゆっくりと貧血が進行した場合、自覚しにくいことも多く、大本の病気自体の治療が遅れることも。

まず、貧血の原因となっている疾患があれば、その治療が先決となります。また、出血を伴う疾患の多くは、ストレスに起因しているものが多いため、メンタルケアも行っていくことが重要です。

その上で、通常の鉄欠乏性貧血の治療と同じように、鉄剤の内服サプリメント、注射が用いられます。

病院で行われる検査

  1. 赤血球数
  2. ヘモグロビン値 g/dl
  3. 赤血球の容積=MCV<85
  4. 平均赤血球ヘモグロビン濃度=MCHC
  5. 網状赤血球数 %
  6. 血清フェリチン値 ng/ml
  7. 総鉄結合能UIBC
  8. 血清鉄Fe μg/dl
  9. 潜血便・尿検査
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